「思ったより転んだ。お尻が痛くて、もう一本滑る気力がない…」初心者シーズンの僕が一番後悔したのが、これでした。
転倒の痛みは想像の3倍です。とくに初心者・お子さん・女性の方は、お尻と手首の痛みでテンションが落ちて、一気に滑るのが嫌いになりやすい。これ、もったいないし絶対ケガしたくないですよね。
この記事では、プロテクターの必要性から、初心者・女性・お子さんに失敗しにくい選び方、2026年現在おすすめの5商品まで、迷いなく決められるようにまとめます。読み終わるころには「自分にはどれか」が一目で分かるようになっています。

スノーボードでプロテクターが必要な3つの理由
「上手くなったら卒業すればいい」と思っていませんか。実は逆で、プロテクターは初心者ほど効果が大きい装備です。
理由:初心者は必ず転ぶから
初日にスムーズに立てる人は多くありません。1日に何度も尻もちをつき、手をつき、ひざを打ちます。雪面はコンクリートくらい硬いと感じるはずです。プロテクターはこの衝撃を和らげる「最初の防具」になります。
理由:痛みより「怖い」が上達を止めるから
僕が一番伝えたいのはここです。転んで痛い思いをすると、体がスピードを出すのを拒みます。ブレーキを踏みっぱなしの状態では、いつまでも上達しません。プロテクターで「転んでも大丈夫」という安心感を作ることが、最短上達のコツです。
理由:女性・お子さんほど効果が高いから
体重が軽いぶん転びやすく、骨や筋肉の保護も男性より弱め。家族でスノーボードを楽しむなら、優先的に女性とお子さんから装着するのが正解です。
※プロテクターは怪我のリスクを下げる補助具です。完全に防ぐものではありません。ヘルメットの併用と無理のない滑走を前提にしてください。
プロテクターの種類と優先順位

部位ごとに4種類あります。買う順番に並べました。
| 順位 | 種類 | 用途 | 優先度 |
|---|---|---|---|
| ① | ヒッププロテクター | お尻・尾てい骨を守る | 最優先・必須レベル |
| ② | 手首サポーター | 手首の骨折を防ぐ | 必須レベル |
| ③ | 膝パッド | ひざの打撲を防ぐ | ヒップに付属することが多い |
| ④ | ボディプロテクター | 胸・背・肩を守る | 中〜上級者向け |
ヒッププロテクター(最優先)
転倒のほとんどは尻もちです。尾てい骨を一度強打すると、しばらく座るのもつらくなります。1着目に買うべきはこれです。
手首サポーター(必須レベル)
人は転びそうになると本能的に手をつきます。スノーボードでの手首骨折は、初心者の代表的な怪我です。低価格で備えられるので、ヒップとセットで揃えたいところ。
膝パッド
最近のヒッププロテクターは膝パッドが付属するモデルも多めです。単体で買い足す優先度は低めでOK。
ボディプロテクター
胸や背を守るタイプ。グラトリ(=スノーボードでスピンや回転技を行う遊び方)やパーク(=ジャンプ台や手すりが設置されたエリア)で攻める方向けです。
失敗しにくいプロテクターの選び方3つの軸
選び方はシンプルに3軸だけ覚えてください。
軸:部位の優先度で選ぶ
迷ったら「ヒップ→手首→ボディ」の順に揃えます。1つ目はヒップ一択。これで転倒の痛みの大半は軽減できます。
軸:サイズはウェアの上から着る前提で選ぶ
プロテクターはウェア(=スノーボード用のジャケット・パンツ)の中に着るタイプが主流ですが、保温着の上から重ねるので、普段の下着サイズより少し大きめ・ストレッチが効くものが正解です。サイズ表は必ず公式サイトで確認しましょう。※公式要確認
軸:素材で選ぶ(XRD・PORON XRD・PE板・EVAフォーム)
主な衝撃吸収素材は次の3つです。
- XRD(PORON XRD) – 衝撃の瞬間だけ硬くなる素材。普段は柔らかく動きを邪魔しない。メーカー公称で最大90%の衝撃を吸収。
- EVAフォーム – スポンジ系の柔らかい衝撃吸収材。軽くて安価、多くのプロテクターのベース素材。
- PE板 – 硬いプラスチックのプレート。EVAフォームと組み合わせて形崩れを防ぐ補強材。
「動きやすさ重視ならXRD系、価格重視ならPE板系」と覚えておけば失敗しにくいです。
スノーボードプロテクターブランド eb,s OR 鎧武者

現状はeb,sと鎧武者の2択だよ!ここを押さえとけば間違えない

スノーボードプロテクターおすすめ5選
鎧武者 ロングヒッププロテクター
こんな人に:お尻と尾てい骨を本気で守りたい人。女性・お子さん・コーチも愛用するヒップ最高峰モデル。
国内ブランド「鎧武者」のロングタイプ。XRDダブル層を尾てい骨の中央に配置し、もっとも痛い部分にもっとも厚いガードが入る設計です。分割パッド構造(=パッドを複数に区切って体の動きに追従させる仕組み)で、屈伸や前傾姿勢でもゴワつきません。
サイズはXSからXLまで5段階。女性やお子さんの体型にもフィットしやすいラインナップです。「お尻の痛みでスノボが嫌になる」をなくしたい方の本命モデルといえます。
eb’s HIP PROTECT
こんな人に:コスパ重視で最初の1着を選ぶ人。お子さんへのプレゼントにも。
スノーボード専門ブランド「eb’s(エビス)」のスタンダードモデル。中央3層21mm/サイド2層18mmの段階的なパッド配置で、必要な場所に必要な厚みを集中させています。PE板タイプとPORON XRDタイプの2系統があるので、好みで選べるのもポイント。
G-S・G-Mのキッズサイズが用意されているのも見逃せません。家族でまとめ買いするなら第一候補に挙がるブランドです。
eb’s 手首プロテクター
こんな人に:手首を守りたい全員。ヒッププロテクターとセット買いが正解。
eb’s の手首ガードは、グローブの中に着けるインナー型と、グローブの上から着けるアウター型の2タイプ。価格帯は5商品の中で一番手頃で、初心者の方が最初に追加する一品としておすすめできます。
僕も初日に手をついて手首をひねった経験があり、それ以来は必ず装着しています。低コストで備えられる安心感は、何物にも代えがたいです。
鎧武者 ボディプロテクター
こんな人に:パーク・グラトリ・キッカー(=ジャンプ台)で攻める中〜上級者。
鎧武者とファイテン社のコラボモデル。ファイテン独自の「ナノメタックス」技術と、衝撃で硬化するXRDを組み合わせた本気の上半身プロテクターです。胸・背・肩を一体でカバーし、分割パッドで動きを邪魔しません。
「ジャンプで失敗しても次の一本に行ける」精神的な余裕を持ちたい方に。
eb’s BODY PAD PORON XRD(型番4300101系)※公式要確認
こんな人に:動きやすさ重視で上半身も守りたい初〜中級者。
PORON XRDを首・肘部分に配置し、背中は2層18mmパッドという軽量設計。ダブルジッパーで着脱しやすく、肘パッドのズレ防止サムループも付属します。
「ボディプロテクターは欲しいけど、ゴツいのは苦手」という方にハマる中間モデル。重ね着しても動きが軽いと感じるはずです。
よくある質問(FAQ)
Q:スキー用と兼用できる?
A:基本的には兼用できます。本記事で紹介した5商品はスキー・スノーボード両方の用途で使われていますが、ご購入前に各販売ページで対応用途を必ずご確認ください。※公式要確認
なお、競技用途や激しいパーク利用では用途特化モデルの方が安心です。
Q:ウェアの中?外?どちらに着る?
A:基本はウェアの中です。プロテクターのほとんどはインナー設計で、ウェアの保温性も妨げません。手首サポーターのみグローブの中・外の選択肢があります。
Q:子供用は大人用の小サイズで代用できる?
A:おすすめしません。eb’s の「G-S」「G-M」のような専用キッズサイズの方が、お子さんの細い腰回りにフィットします。サイズが合わないと、滑走中にズレて意味をなさないことも。※公式要確認
Q:ヘルメットも必要?
A:必須レベルです。プロテクターは胴体・四肢を守りますが、頭部を守るのはヘルメットだけです。あわせて準備したい方は、こちらの記事もどうぞ。
あなたに合うプロテクター早見表
「結局、自分はどれを買えばいい?」という方のための早見表です。
| あなたのタイプ | 1番おすすめ | 2番目 |
|---|---|---|
| 初心者で、まずは1つだけ買いたい | ② eb’s HIP PROTECT | ③ eb’s 手首サポーター |
| 子供に買ってあげたい | ② eb’s HIP PROTECT(キッズサイズ) | ③ eb’s 手首サポーター |
| 女性で、お尻と腰を本気で守りたい | ① 鎧武者 ロングヒップ | ⑤ eb’s BODY PAD |
| パーク・グラトリで本気装備 | ④ 鎧武者ボディ | ① 鎧武者 ロングヒップ |
| 動きやすさ重視で上半身も守りたい | ⑤ eb’s BODY PAD | ③ eb’s 手首サポーター |
まとめ:プロテクターは最初に買うのが正解
プロテクターは「上手くなってから買う」ものではなく、「最初に買うべき」装備です。痛みと恐怖を取り除くことが、上達への最短ルートになります。
迷ったら、まずは② eb’s HIP PROTECT と ③ eb’s 手首サポーター の2点から。これだけで初心者シーズンの怪我リスクの軽減が期待できます。
シーズンインに向けて、プロテクター以外の準備もこちらの記事から進めてください。






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