2025~2026年 降雪予報 再びラニーニャ現象か? 大雪、豪雪?

2025~2026年の日本の降雪量予報 日本地図に雪マークのイラスト SNOWBOARD

2025年10月21日 更新

 2024~2025年の冬は日本海側を中心に多くの雪が降り、西日本を中心に例年に比べて寒い日が多くなりました。スノーボーダーにとっては喜びの冬になったのではないでしょうか?

もう数か月で雪シーズンです。
2025~2026年の降雪情報が気になりますよね?

現在出ている情報をまとめてみました。最初に答えを言うと…

結論……期待です

その理由を説明していきます。

🎯短く結論を先に

2025~2026年の冬の日本の降雪量は全国的にはおおむね平年(過去10年の平均と比べて大きくはずげない)だが、地域差が大きく、長期的には低地で日本海側の降雪は減る傾向。一方で高標高地・北海道などでは大雪や極端事象が起きやすい、というのが現時点での妥当な見立てです。

それと、ラニーニャ現象の可能性があるという情報から平年よりシーズン初めに大雪を期待できそうです。

理由1(ラニーニャ現象寄りの海面水温分布)

現在はエルニーニョ、ラニーニャ現象も発生してません。

ただし、ラニーニャ現象寄りの海面水温分布が続いているため可能性が残っています。
今後、冬の初めにかけて一時的にラニーニャに似た状態になる可能性はあるが、長期的に続くものではないという見込みです。

雪が降るにはこのラニーニャ現象の発生がとても重要になってきます。

ラニーニャ現象とは…日本海側の海水の温度が平年より高く多くの水蒸気が空中に出され冬の冷たい風により雪雲が発生する状態が約1年続くこと。
tenki.jpより引用

理由2 国際・他機関の見解(NOAA/IRIなど)

気象庁だけでなく複数の国際機関からの情報をまとめてみました。

・IRI(コロンビア大学気象予報センター)最新のプラム予報では、2025年9~11月にかけてラニーニャ状態(弱め)の発生確率は中程度(約56%)という見通し。
ただし、強いラニーニャではなく、弱めのラニーニャ現象という感じ。

・NOAA/CPC(アメリカ気象当局)も10~12月はラニーニャ現象の可能性が高くそれ以降は普通とみています。

理由3(夏が暑いと冬に雪がよく降る)

日本気象協会より引用

気象庁によると観測史上1位の高温となった過去2年の夏と比較すると、地球の大気全体の上昇はやや落ち着く予報となっています。そのため、過去2年には及ばないものの、平年よりかなり高く、2025年も猛暑となる予報です。

👀総合判断

期間状態の見通し
今~秋(2025,9~11月頃)ラニーニャ現象可能性少しあり
冬始め(2025,10~12月頃)弱めのラニーニャ現象の可能性が最も高い時期
冬後期~春(2026年)平年通り

✅まとめ・感想

主に気象庁のデータを元に2025~2026年の降雪情報まとめてみました。

情報が出きっているわけではありませんが、以上2つのことからでも非常に雪が降る可能性が高いと感じています。特にラニーニャ現象は強く関わってきます。

最後に私の見解を述べると
シーズン初めは平年以上の雪が降りシーズンINは豊富な雪の中でスタートできる。ハイシーズンはまとまった雪により狙えばパウダースノウも狙え、通常はまとまった雪のおかげで不自由なくゲレンデを滑ることが可能。シーズン終わりは昨シーズンの同じくらいで、ゲレンデを絞れば西日本でも4月半ば程まで滑れると予想しています。  

ということはたくさん滑れそうなのでしっかり準備して冬に備えよう!

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