近年、少雪や利用者減少、運営コストの高騰によりスキー場の閉鎖ニュースが相次いでいます。2024年も例外ではなく、複数のスキー場が営業終了・廃業を発表しました。ここでは主な事例をまとめてみます。また発表時期・状況・理由の3つの観点で整理します。
🚫閉鎖・廃業を発表したスキー場
めむろ新嵐山スカイパーク(北海道)
・発表時期:2024年10月
・状況:営業終了・閉業(再開の見通しなし)
・理由:第3セクターによる債務超過に陥り、町の財政支援が議会で否決されたため
→北海道内でも初心者・ファミリー向けとして親しまれていたスキー場でしたが、財政問題での閉鎖は地域に大きな影響を与えています。
ノーザンアークリゾートスキー場(北海道)
・発表時期:2024年春
・状況:シーズン終了をもって閉鎖
・理由:利用者数の減少と運営コストの増大。設備維持が困難に
マウントジーンズ(栃木県)
・発表時期:2024年2月
・状況:グルーブ内で運営方針を見直し、スキー場運営を終了
・理由:経営効率を目的とした事業整理
赤沢スキー場(長野県)
・発表時期:2024年1月
・状況:地域住民に愛された小規模ゲレンデが閉鎖
・理由:設備の老朽化と来場者減少による採算悪化。
村上市ぶどうスキー場(新潟県)
・発表時期:2024年12月(2025年3月閉鎖予定を発表)
・状況:リフトの老朽化と人員不足により2025年3月で廃止決定
・理由:修繕コストの負担が大きく、安定運営が困難に
蟹田スキー場(青森県)
・発表時期:2024年秋
・状況:町営として運営してきたが利用者減で閉鎖
・理由:人口減少による利用者不足と運営財源の確保困難
✅スキー場閉鎖を防ぐために、一般人ができること
実は、一般のスキーヤー・スノーボーダーでもスキー場閉鎖を少しでも防ぐためにできることはあります。もちろん「一人で劇的に救える」ことは難しいですが、小さな行動が積み重ねると大きな支援につながります。以下、現実的な方法を整理します。
とにかく滑るに行く(利用者アップが最大の支援)

・スキー場の収入源はリフト券・レンタル・飲食です。平日などはスキー場も助かるし滑る人も快適に滑ることができます。
シーズン券・回数券を購入

シーズン券、前売り券は収入の安定化につながります。また利用者もお得に使用することもできます。
SNSで応援・口コミの発信

「〇〇スキー場楽しかった」「こんなサービスがあってよかった」などの投稿は宣伝効果が非常に高いです。特にローカルゲレンデは広告予算が少ないため口コミは来場者アップにつながります。押しのゲレンデをいっぱい投稿しよう。
地域とセットで利用(観光+スキー)

スキー場だけでなく周囲の飲食店・宿泊施設を利用することで「スキー場の閉鎖=地域観光が落ち込む」という悪循環が防ぎやすくなります。
自治体がスキー場を運営している場合、地域経済の貢献は存続判断に直結します。
☃️まとめ
:スキー場閉鎖の背景には雪不足・人口減・コスト増がある。
:一般利用者でも「行く・買う・広める」という形で支援できる。
:地域ぐるみでの応援が存続判断に直結する。
スキー場を守るために「滑りに行く」というシンプルな行動が一番の力になります。自分の好きなゲレンデ、思い出のある場所がなくならないようにできる限りで応援していきましょう。
最後に筆者おすすめゲレンデ↓よかったら見ていってね🎯
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